にんにくの切り方で匂いが変わること知っていましたか？

ニンニクは料理にあう切り方があり、香りと臭いも変わってきます。
今まで何となく切っていた方の方が多いと思いますがぜひ試してみてください！




それぞれの料理にあった下ごしらえで味も風味もグンっと変わってきます。
面倒な過程ですが、ひと手間をちょっとかけてみましょう。
それでは切り方を見てみましょう。




これからの季節、もし外で焼き肉をしたりキャンプする機会があったらアルミホイルに包んでじっくり火を通しお芋のようなホクホクな食感を楽しむのもいいですね！




または、皮付きごと上の部分と根本を少し切り取り、お塩やお好きなフレッシュハーブやハーブソルトなどをふりかけオリーブオイルを回し入れてアルミホイルで包んでオーブンでじっくり焼き入れてお酒のおつまみで頂いても美味しいですね。

丸ごとは細胞を壊さずそのままじっくりと火を通す調理法がメインなので臭いはあまり気にならないでしょう。



ニンニクの風味が楽しめます。そのままか、半分に切ってから包丁の腹で潰します。

切るよりも香りがグンと広がります。
お肉の下処理で風味づけしたり、煮込み料理に使ったり、アヒージョに使い香りを楽しみながら頂くのも醍醐味です







スライスが一番ニンニクの風味や食感を楽しめる切り方かもしれません。
お肉と一緒に焼いたり、パスタやカツオのタタキにもぴったりです。


またスライスにんにくを浸るくらいの少量のオリーブオイルや菜種油に香りや風味が感じるまで加熱し、そこにオイルを追加するとガーリックオイルが出来上がります。


カマンベールチーズと合わせるとおつまみに最高です！

豆知識として繊維に沿った縦切りは味も臭いも弱くなり、横切りは逆に両方強くなります。
私は無意識でいつもスライスは横切りで使っていたので、縦切りの方が次の日のことが気にならず食せますね。

切り方１つでこんなにも違うなんてまだまだ知らないことがいっぱいです。




一番ポピュラーな切り方ですね。
餃子・パスタ・チャーハンなど使いやすく料理には万能です。

切る回数が多くなるほど細胞が壊れて強い臭いや風味が増してきます。



切るのが面倒な方は刻みにんにくオリーブを販売していますのでそちらをぜひ試してみてください！


とっても万能なのです！

みじん切りの切り方は順番もありますが細かく切れていればOKだと思います。
どの切り方にも共通することはえぐみが残ってしまうので中心にある目は取ってから使うことをオススメします。







これは一番臭いも香りも強烈にでます。
でもたくさんのアリシンが発生するためビタミンB1と一緒に取ると身体に吸収されやすくなり食べ合わせで栄養がしっかり摂取できます。



そして色んなソースやドレッシングにも積極的に取り入れやすいので料理の幅が広がりますね。
ただすり下ろした後、手にもおろし器にも、よーく洗わないと臭いがしぶとく残りますよね。

でも、大丈夫です！

「お酢」を水で2倍に薄めてそれで手を洗い、もう一度石鹸で洗うとさっと取れます。



ざっと５パターン。どうでしょうか？
料理に合わせての切り方で香りや臭いがこんなにも変わるのが分かると思います。

ニンニク１つでも丁寧に下ごしらえをし、料理している時の気持ちで、できあがりの風味や美味しさ、頂く時の気持ちも変わってきそうです。

面倒くさがらす愛情を込めることって一番のスパイスかもしれませんね。


【ちょっと豆知識】

それでも臭いが.....という方に朗報です！
実は臭いを抑える下ごしらえの方法があります。


ニンニクの香りや風味は多少落ちてしまいますが、電子レンジで1片500Wで20秒ほど加熱することでアリナーゼという酵素が弱まるのと、臭い成分が壊れるので食後の臭いを抑えることができるそうです。

次の日の匂いが気になるときはぜひ試してみてください！




今日はもう１つ簡単でヘルシーで美味しいレシピを紹介します。
料理家・フードコーディネーターのあやかさんのレシピで、にんにくを使用したたれがとってもおいしかったので是非皆さんも作ってみてください！

「ぷるぷる胸肉　ネギたれ」

◻材料（2人分）
・鶏むね肉　1枚　３００g前後
・きゅうり　１本
・天然塩　　小さじ１/4
・こしょう　適量
・片栗粉　大さじ２くらい


◻ネギたれ材料
私は塩麹、しょうゆ、りんご酢、ごま油、いりごまとえごまを各大さじ１ずつ
・お砂糖か好きな甘味料（私は甘酒があったので適量いれました）とお酒　大さじ１から２
・コチュジャンや豆板醤　小さじ１/4　辛みはお好みで調節して下さい
・おろしニンニク　1片〜2片かけ　お好みで
・小ねぎ　適量好きなだけ



◻作り方
詳しい作り方は下記よりご参照ください。
とっても分かりやすいです。



〈レシピ引用　あやか発酵×旬野菜〉
他にも魅力的なレシピがたくさんあります！ぜひ！