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黒にんにくの特徴と歴史
2024.08.29
黒にんにく
最近、こだわりスーパー、産直野菜売場や道の駅でもよく見かけるようになり最近とても注目されている「黒ニンニク」。
けしてお安いものではなく品質や種類によって値段も違います。
生のニンニクよりも手軽に食べられるのが黒にんにくです。サプリメントのように手軽ににんにくパワーをとることができます。
疲れた時やパワーをつけたい時、美容のサポートに役立てたいですね!
そんな、ジャパニーズスーパーフード黒ニンニクの誕生秘話を探っていきましょう。
生のニンニクは独特の臭いや苦味・辛みが特徴で黒ニンニクはフルーティーで甘い。
同じにんにくなのになにが違うのか?
他にも様々な疑問が・・・
真っ白なニンニクがなぜ真っ黒くなるのか?
何故、あんなにやわらかくなるのか?
食べても臭いは気にならないのか?
お腹には優しいのか?
身体にいいよ!とされているものに何か副作用的なことはないのか?
など思ったりしませんか?
黒ニンニクは熟成発酵させることに様々な変化が表れます。
まず真っ黒くなるのはアミノ酸と糖質が結びつく「メイラード反応」によるものです。
3、4週間かけて真っ白から茶色になりそして真っ黒くなります。
黒さにびっくりですよね!
次にあの柔らかさです。
熟成されている際に低温の熱が加えられているため水分が抜けて驚くほどの柔らかさになるのです。
ですが温度や湿度が高すぎると固くなったり、焦げたりすることもありますので、適した温度管理が必須です。
これが意外と難しい管理なんです。
そして特徴的なあの臭いです。
生のニンニクに比べ臭いがしないのは、刺激臭の元となる「アリシン」が分解され消えるために食べたあと、ニンニク料理を食べた後のあの強烈な臭いはほぼしないのです。
栄養素たっぷりのにんにくも体質・体調によって適量は違ってきます。
ニンニクを食べるとお腹がゆるくなったり痛くなったりしたことがあるというお声も聞きますね。
これは臭いの元となっている同じ成分の「アリシン」が影響しています。
この「アリシン」は強力な抗菌・殺菌作用があり天然の抗生物質とも呼ばれています。
ですが、たくさん食べ過ぎると良いとされている作用も、胃の粘膜をキズつけてしまったり腸内環境のバランスが崩れてしまう原因となってしまうのです。
黒ニンニクは熟成される過程の中で、アリシンが違う栄養素に変わるため副作用やこういった症状が出づらいと言われています。
ですが食べ過ぎは注意が必要です。
ご存知のとおり青森県は全国屈指の高品質なニンニクの生産地です。
2006年より研究開発が進められついに青森県産の「黒ニンニク」が七戸町で誕生しました。
弊社も誕生当時から黒にんにくに関わってきました。
研究段階から販売の相談を受けていましたのでそのことを考えると、黒にんにくがメジャーになって地域が盛り上がることはとてもうれしいことです。
添加物は一切使用せず、適切な温度と湿度の中で自己発酵させ、栄養や効能がこんなにも凄いものを作るなんて関わってきた人達の決意と熱意がないとなし得ません。
2008年には「青森県黒にんにく協会」が結成され同業者がそれぞれのこだわりを持った製造方法で黒ニンニクの普及と全国に提供するために日々企業努力しています。
毎年9月6日には「世界黒にんにくサミット」という様々な目的をもった会議が開かれています。
機能性や調理方法の研究、海外との情報共有をとおして取り組みを広く知ってもらうための活動もされています。
いつかお伺いしてレポートできればと思っております!
世界黒にんにくサミット
先日、お知り合いの方からお手製の黒ニンニクを頂いたんです!
そうなんです!なんど自宅でも作ることができるんです。
売っている黒ニンニクと同じように、それはそれはとても美味しかったです。
私も気になって美味しくて、失敗しない作り方を調べました。
一番簡単で失敗しづらいのは、炊飯ジャーで作ります。
①炊飯ジャーに底上げの網を置き、濡れ布巾を敷いて生のニンニクを並べて入れ包みます
②保温機能のスイッチを入れ3週間から4週間にかけて熟成させます。
保温機能は切れてしまうのでその都度スイッチを入れて中を確認し、布が乾いていたらニンニクにかからないように、浸らない量をジャーの中に入れます。
熟成が進むと甘〜い香りに変わってきます。
③黒ニンニクが出来上がったら余分な水分を抜くために、しっかり乾燥させます。
この乾燥させる工程でよりフルーティーで甘く美味しくなります。
常温保存は高温多湿の場所は避けて水分を外に出しやすくなるよう新聞紙や布で包んでタッパーに入れる冷蔵保存も包み、温度や湿度の影響を受けないの2〜3ヶ月は安定して保存できますよ。
冷凍では味や食感が変わらないため、6ヶ月〜1年ほど長期保存ができます。
たくさん作った時は冷凍保存がオススメです。
ジップロックにそのまま冷蔵保存すると内側に水滴が溜まってくるので包んであげたほうが美味しい食感のまま頂けます。
何でも一手間が大事ですね!
失敗も、もしかしたらあるかもしれません。
熟成期間が長すぎたり、温度が高すぎたりすると固くなったり焦げたり、酸っぱくなったりしますので塩梅を見ながらめげずに、愛情を込めて作ると面白いですよ。
売っているもの、自分で作ったもの、食べ比べると楽しいですね。
次回は匂いについて少し掘り下げてみたいと思います!
お楽しみに!にんにくpower!
けしてお安いものではなく品質や種類によって値段も違います。
生のニンニクよりも手軽に食べられるのが黒にんにくです。サプリメントのように手軽ににんにくパワーをとることができます。
疲れた時やパワーをつけたい時、美容のサポートに役立てたいですね!
そんな、ジャパニーズスーパーフード黒ニンニクの誕生秘話を探っていきましょう。
黒にんにくの特徴とは
生のニンニクは独特の臭いや苦味・辛みが特徴で黒ニンニクはフルーティーで甘い。
同じにんにくなのになにが違うのか?
他にも様々な疑問が・・・
真っ白なニンニクがなぜ真っ黒くなるのか?
何故、あんなにやわらかくなるのか?
食べても臭いは気にならないのか?
お腹には優しいのか?
身体にいいよ!とされているものに何か副作用的なことはないのか?
など思ったりしませんか?
黒ニンニクは熟成発酵させることに様々な変化が表れます。
まず真っ黒くなるのはアミノ酸と糖質が結びつく「メイラード反応」によるものです。
3、4週間かけて真っ白から茶色になりそして真っ黒くなります。
黒さにびっくりですよね!
次にあの柔らかさです。
熟成されている際に低温の熱が加えられているため水分が抜けて驚くほどの柔らかさになるのです。
ですが温度や湿度が高すぎると固くなったり、焦げたりすることもありますので、適した温度管理が必須です。
これが意外と難しい管理なんです。
そして特徴的なあの臭いです。
生のニンニクに比べ臭いがしないのは、刺激臭の元となる「アリシン」が分解され消えるために食べたあと、ニンニク料理を食べた後のあの強烈な臭いはほぼしないのです。
栄養素たっぷりのにんにくも体質・体調によって適量は違ってきます。
ニンニクを食べるとお腹がゆるくなったり痛くなったりしたことがあるというお声も聞きますね。
これは臭いの元となっている同じ成分の「アリシン」が影響しています。
この「アリシン」は強力な抗菌・殺菌作用があり天然の抗生物質とも呼ばれています。
ですが、たくさん食べ過ぎると良いとされている作用も、胃の粘膜をキズつけてしまったり腸内環境のバランスが崩れてしまう原因となってしまうのです。
黒ニンニクは熟成される過程の中で、アリシンが違う栄養素に変わるため副作用やこういった症状が出づらいと言われています。
ですが食べ過ぎは注意が必要です。
黒にんにく誕生秘話
ご存知のとおり青森県は全国屈指の高品質なニンニクの生産地です。
2006年より研究開発が進められついに青森県産の「黒ニンニク」が七戸町で誕生しました。
弊社も誕生当時から黒にんにくに関わってきました。
研究段階から販売の相談を受けていましたのでそのことを考えると、黒にんにくがメジャーになって地域が盛り上がることはとてもうれしいことです。
添加物は一切使用せず、適切な温度と湿度の中で自己発酵させ、栄養や効能がこんなにも凄いものを作るなんて関わってきた人達の決意と熱意がないとなし得ません。
2008年には「青森県黒にんにく協会」が結成され同業者がそれぞれのこだわりを持った製造方法で黒ニンニクの普及と全国に提供するために日々企業努力しています。
毎年9月6日には「世界黒にんにくサミット」という様々な目的をもった会議が開かれています。
機能性や調理方法の研究、海外との情報共有をとおして取り組みを広く知ってもらうための活動もされています。
いつかお伺いしてレポートできればと思っております!
世界黒にんにくサミット
黒にんにくの作り方
先日、お知り合いの方からお手製の黒ニンニクを頂いたんです!
そうなんです!なんど自宅でも作ることができるんです。
売っている黒ニンニクと同じように、それはそれはとても美味しかったです。
私も気になって美味しくて、失敗しない作り方を調べました。
一番簡単で失敗しづらいのは、炊飯ジャーで作ります。
①炊飯ジャーに底上げの網を置き、濡れ布巾を敷いて生のニンニクを並べて入れ包みます
②保温機能のスイッチを入れ3週間から4週間にかけて熟成させます。
保温機能は切れてしまうのでその都度スイッチを入れて中を確認し、布が乾いていたらニンニクにかからないように、浸らない量をジャーの中に入れます。
熟成が進むと甘〜い香りに変わってきます。
③黒ニンニクが出来上がったら余分な水分を抜くために、しっかり乾燥させます。
この乾燥させる工程でよりフルーティーで甘く美味しくなります。
常温保存は高温多湿の場所は避けて水分を外に出しやすくなるよう新聞紙や布で包んでタッパーに入れる冷蔵保存も包み、温度や湿度の影響を受けないの2〜3ヶ月は安定して保存できますよ。
冷凍では味や食感が変わらないため、6ヶ月〜1年ほど長期保存ができます。
たくさん作った時は冷凍保存がオススメです。
ジップロックにそのまま冷蔵保存すると内側に水滴が溜まってくるので包んであげたほうが美味しい食感のまま頂けます。
何でも一手間が大事ですね!
失敗も、もしかしたらあるかもしれません。
熟成期間が長すぎたり、温度が高すぎたりすると固くなったり焦げたり、酸っぱくなったりしますので塩梅を見ながらめげずに、愛情を込めて作ると面白いですよ。
売っているもの、自分で作ったもの、食べ比べると楽しいですね。
次回は匂いについて少し掘り下げてみたいと思います!
お楽しみに!にんにくpower!
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