黒にんにくの特徴や効能・栄養価はとても素晴らしいことは前回の記事でお伝えしました。
今回は『美容』にフォーカスしてみましょう。

女性なら誰しも、年をかさねても健康で綺麗にいたいと思いますよね。
見た目だけではなく、健康であることがすべての美容の向上に繋がっていくと思います。
身体の土台をしっかり整えて、身体の内側から美しくいられるよう黒ニンニクの力を美容に焦点を当てつつ紐解いていきましょう。



黒にんにくには、美容に必要は栄養素がたくさん含まれています。






タンパク質はアミノ酸の成分で構成されているもので、黒ニンニクには２０種類以上のアミノ酸が含まれていると１つ前の記事で紹介しました。

分かりやすいところだと筋肉を育てたり、肌や髪の毛・爪の主成分ですし、臓器・体内の様々なホルモンなど、身体を維持するために必要不可欠な栄養素がタンパク質です。

ホルモンがうまく分泌されなければ、肌が乾燥することでシワがふえて艶が失われたり、くすみの要因や、顔色が冴えなくなったり、倦怠感や何かしらの不調に繋がります。

黒ニンニクにはタンパク質を構成するための、ほぼすべてのアミノ酸を摂取できます。素晴らしい！



体内でのタンパク質の活用は生命維持を関与する部分から優先されるので意識して摂取しないと不十分で、食事のなかで積極的に取り入れる必要があります。
だから、野菜やお肉、お魚、発酵食品などバランスよく食べることが大事なのです。


黒にんにくと、高たんぱく質（たまご・お肉・豆類・チーズやヨーグルトなどの）食材と組み合わせて食べると最強になります！



黒ニンニクでソースを作ったり、ヨーグルトをかけてデザートみたいに食べるのもいいですね。






ビタミンB1は、糖質の代謝を助ける働きや、肌荒れの改善・肌のハリつや・年齢とともに長くなる肌のターンオーバーを促進を促したり、シミを防いだりと健康な肌を維持することが期待できます。

黒ニンニクのアリシン成分と一緒になることで腸からのビタミンB1の吸収力がとても高くなります。
また体内の乳酸を貯まらないよう予防する働きがあるので疲労回復にも効果が期待できます。

肌は見た目でわかりやすい部分ですので、外側からのアプローチだけではなく、内側からのケアもそれ以上に必須です。






黒ニンニクには亜鉛が含まれています。
亜鉛が不足すると、体温に影響を及ぼす可能性があります。

体温が１℃下がると免疫力が３０％も低下すると言われています。
筋肉は熱を生み出し脂肪は冷やしやすい特徴があります。
ミネラルは女性には大事な栄養素の１つです。

男性に比べ筋肉量が少ない女性は身体の内側から熱を生み出すことは簡単ではありません。
女性に冷え症が多いのもうなずけます。

亜鉛は免疫細胞を活発にする効果があり、体温が上がることで体内の血流が上がり血行促進も期待できるため冷えの改善に期待ができます。





赤ワインやぶどうなどのベリー類に多く含まれる成分です。
黒ニンニクは熟成する過程でアリシンがS-アリルシステインに変化し、高い抗酸化作用に繋がります。
抗酸化作用は身体を酸化から守る働や有害物質を無害に変化させる作用があるので老化・免疫力低下を防いだり動脈硬化・がん予防にもなると言われています。




このポリフェノールは8,000種類を超える種類が存在していると言われています。
果物、野菜、ナッツなどで、特に多いのがりんご、ブルーベリー、ブロッコリー、クルミ、そして黒にんにくもポリフェノールが豊富に含まれています。



前回の記事でお伝えした、S-アリルシステインの増加に伴いさらに抗酸化作用が期待できます。

黒にんにくが注目されたのは、にんにくより優れた栄養素やS-アリルシステインによるもの大きいのではないでしょうか。
今では、日本だけでなく世界から注目されています。一流シェフが採用したり、黒にんにくの可能性はまだまだ広がりを見せています。
青森には、黒にんにくを広めようと黒にんにく協会や黒にんにく国際会議など黒にんにくの機能性の研究が盛んにおこなわれています。




これから、美容と黒にんにくは、スーパーモデル、ハリウッド女優さんに注目されるかもしれません。
日本のスーパーフードとして世界に発信していきたいですね。


刺激が強いにんにくが、発酵することで、フルーツのような味わいになって、黒くなる。
とても不思議ですが、そのパワーは人々を魅了していっています。
黒にんにくの黒色はメイラード反応だと考えられています。

そして、美味しい。美味しいものだから毎日1粒・・・続けられると思います。







黒にんにくの味は、甘味、酸味、食感この３つが大きな違いになります。

甘味・・・にんにく本来の果糖が水分が減ることで甘味が強くなります。
酸味・・・長く熟成させると酸味がでてきます。
食感・・・黒にんにくの水分量で食感が変わります。
水分が多いとべっちゃっとしてあまりいい食感とは言えないでしょう。


このバランスがとても大事で、甘味よりも酸味が強いと美味しいと感じられないものになってしまいます。
ただ、この酸味がだめというわけではありません、アミノ酸が多いと酸味が強く感じられます。
食感も適度にしっかりして、剥きやすい状態がいいものとして当店では水分量にもこだわっています。
もちろん、にんにく自体の個体差もありますので、すべて同じは難しいですが、とても厳しい品質管理のもと製造しています。

長期保存していると発酵が進み酸っぱくなってしまいます。



常温保存の場合
黒にんにくは常温保存も可能です。
ですが、長く置くとカビの原因になりますので長期保存にはむきません。
温度が一定の風通しがいい場所で保存がおすすめです。
新聞紙などでくるんで置くとなおいいでしょう。


冷蔵保存の場合
冷蔵の場合はタッパーなどに入れて保存してください。
玉のままでしたら新聞紙に包んでもいいと思います。


冷凍保存の場合
冷凍保存も可能です。たくさん購入した場合などは小分けして、冷凍保存しておくと便利です。
小分けしたものを冷蔵庫で解凍して食べることができます。
長期保存も可能ですのでたくさんある場合は冷凍をお勧めします。





女性も男性と変わらず毎日忙しく、自分の身体のケアをしっかりできない、手をかける時間がとりずらいのが現状ではないでしょうか？
慢性疲労やストレスにさらされている毎日ですが、美容は日々の生活習慣や食生活を改めることで意識も高くなり、変わり始めることで更に意欲が湧いてきます。
忙しい毎日の中でも、ちょっとした知識があればすぐに始められることはあります。

黒にんにくのパワーを実感しているからこそ、大人気の美容家や、美容ブロガーさんも冷蔵庫にストックしていると思います。

毎日黒にんにくで綺麗に！
無理なく、黒にんにく習慣を付けませんか。



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